今回は、ネントレのタイムメソッド(ファーバーメソッド)のやり方を紹介します!
この記事を読むと、タイムメソッドのやり方だけではなく、注意点や実際の経験談を知ることができます。
ネントレをしたいけど、どのメソッドでするか迷っている方にもおすすめの内容です。
タイムメソッド(ファーバーメソッド)とは

タイムメソッド(別名:ファーバーメソッド)は、アメリカの小児科医リチャード・ファーバーによって提唱された、乳幼児の睡眠習慣を整えるための睡眠トレーニング方法です。
「段階的消去法」とも呼ばれ、赤ちゃんが自分の力で眠りにつく習慣(セルフねんね)を身につけることを目的としています。
寝床に赤ちゃんを寝かせたあと、保護者はいったん部屋を離れ、決められた時間が経過したら短時間だけ様子を確認します。
その後、確認に戻るまでの間隔を少しずつ長くしていくのが特徴です。
セルフねんねが身に着くと、赤ちゃんを寝床に置いたらひとりで寝てくれるようになるので寝かしつけが不要になります。
どんな人がタイムメソッドが向いている?
私が睡眠コンサルタントとして、お客様にタイムメソッドを提案するのは以下の場合です。
タイムメソッドが向いているのは…
- 兄姉が上にいる
- 最短でセルフねんねをマスターしたい
- 生後6か月以上で寝返り・寝返りがえりができる
- 成長が順調である
- ベビーモニターを持っている
- ベビーベッドやサークルで囲まれたベビー布団など、安全な寝床を用意できる
- 赤ちゃんが泣いても近所迷惑にならない、もしくは近所の理解がある
- 赤ちゃんが泣いていてもネントレを完了する心構えがある
以上すべてに当てはまるなら、タイムメソッドがおすすめです!
タイムメソッドは泣いている赤ちゃんを寝室の外からベビーモニターで見守る時間がほとんどです。
少しでもリストに当てはまらない場合は、タイムメソッドはおすすめしません。
ネントレをする前の準備
タイムメソッドでネントレをする前の準備はとても大切!
まずは睡眠環境を整えて、や赤ちゃんのスケジュール管理を見直しましょう。
詳しくは以下の記事を確認し、しっかり土台を整えてからタイムメソッドを実践します。

睡眠の土台が中途半端なのに、ネントレをしてもうまくいきません。
ネントレ成功のカギはいかに睡眠の土台が整っているか!
以下の画像は、いつもお客様にお渡ししている「睡眠の土台チェックリスト」です。
チェックリストをしっかり確認して、ネントレ前の土台を整えましょう!


タイムメソッドの方法
まずは夜の就寝時のみタイムメソッドを行います。
それ以外の睡眠は、月齢に合った活動時間を目安にして、いつも通りの寝かしつけ方法で寝かせましょう。
1分以内に保育者は退室しましょう。
下記の表の時間お子さんを見守り、待機する。
ギャン泣きのみをカウントしましょう。

入室してあやす時間は1分くらいだけです。
この時間で泣き止ませようと思わないこと!
この入室の意味は、大人(ママやパパ)は近くにいるよと示す時間なのです。
あやした後はまた退室して、ギャン泣きの時間を計ります。
【タイムメソッド:初日の例】
1回目:ギャン泣きを3分したら入室。あやして1分程で退室。
2回目:ギャン泣きを5分したら入室。あやして1分程で退室。
3回目以降:ギャン泣きを8分したら入室。あやして1分程で退室。
最初の1~5日が山場。睡眠の土台が整っていたら 大丈夫、自信をもって続けてください。
注意点
タイムメソッドをする上での注意点も確認しましょう!
- ネントレはいつも同じ大人が行う
- 子どもの目が開いた状態で寝床に置くこと
- 泣きが弱くなったり、泣いていない時間はカウントしない
- 寝室のドアを開けた時に光が入って子どもを刺激しないように、寝室につながる廊下やリビングの電気は真っ暗にしておきましょう。
- 入室して泣きがひどくなる、親の存在が赤ちゃんを興奮させているようなら入室せず、モニターで見守りましょう。
ネントレが進むと寝る力が育ち、夜間まとまって寝る子が多くなります。
そのために、今までよりも夜間授乳の頻度が低くなる、または夜通し寝る子も出てきます。
母乳での夜間授乳は急にやめると、ママの乳腺炎につながる場合もあります。
夜間に頻繁に母乳をあげている方は少しずつ授乳を減らす、搾乳するなどして乳腺炎にならないように気を付けましょう。
また赤ちゃんの成長にとって、夜間授乳がまだ必要な子もいると思います。
ネントレをきっかけに夜間断乳を検討されている方は、お子さんの担当の小児科医に成長的に夜間断乳をしても問題ないか確認をしましょう!
実際の体験談
タイムメソッドをしてよかった点は、やはり結果が出るのが早かったことです!
さらに、入室して介入するのは1分ほどなので、ネントレをしながらも上の子の世話ができたのも我が家には合っていたと思いました。
就寝時のタイムメソッドを始めてから3か月経った現在はすべての睡眠をセルフねんねできるし、夜泣きもなくなりました!
早朝、たまに泣くことはありますが、何もせずに隣で寝たふりをして様子をみているとそのまま再入眠していきます。
2025年に生まれた第2子は、寝かしつけに時間もかかるし、夜泣きをたくさんする子でした。
そのため、早い段階でネントレをしたいと思っていたのですが…寝返りがえりができるようになるのが遅い子だったんです。
寝返りはできても、仰向けに自分で戻れない。
寝返りできればタイムメソッドをするという方もいますが、私自身は赤ちゃんの安全性を考えてそれはしたくなかったんです。
結局うちの第2子は生後8か月でやっと寝返りがえりをしてくれて、そこからネントレを開始することとなりました。
生後8か月って、結構自我が出始めてきて、赤ちゃんも知恵がついてくる頃なんですね。
タイムメソッドを始めた初日は、うちの子は今までにないくらい泣いておりました。
なんで今までのように寝かしつけてくれないのー!と泣いて訴えてきている気がしました。
泣いている我が子がかわいそうと思う気持ちが出てきますが、ここはグッと我慢。
がんばれ、がんばれ!と心の中で唱えながらタイマーとにらめっこ。
なんと、2回の入室でセルフねんね成功!
4日目には私が入室しなくても寝られるようになり、5日目は泣かずに就寝できました!
日中のねんねがずれたり、疲れすぎたりして泣きながら寝る日もたまにありましたが、2週間ほどで就寝時のセルねんねは安定してきました。
就寝時のセルフねんねが安定してきたら、我が家は朝寝、昼寝、夜中の順にセルフねんねを目指しました。(朝寝ではなく、夜中を最初にしてもOK)
夕寝は1日の中で一番疲れている時間であることと、夕寝はいずれ無くなるため、ネントレはせずに一番寝てくれる寝かしつけ方法で寝かせます。
朝寝や昼寝はセルフねんねができない時もありましたが、2か月くらいでどちらも安定してきました。
振り返ってみると、セルフねんねができなかったときは、だいたい疲れすぎや部屋が暑すぎたり、明るすぎるときでした。
最後に
ネントレをすることで今まで苦労して時間をかけていた寝かしつけが無くなり、保育者の負担がぐっと減ります!
そのため、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるなら上の子との時間も確保できるようになる。
ただ、ネントレ期間中は家族のサポートが必要です。
ネントレ期間中だけ上の子はパパと別室で寝て、ママは下の子とネントレをするパターンが多くなると思います。
ネントレをする予定の方は、ぜひご家族と協力してみんなで赤ちゃんの寝る力を引き出してあげましょう!
※本記事は、ネントレに関する一般的な情報を提供するものであり、医学的な診断や個別の指導に代わるものではありません。
実践する際は、赤ちゃんの安全と健康を最優先にし、月齢や発達段階、健康状態に応じて慎重に判断してください。
不安がある場合は、小児科医などの専門家にご相談ください。
なお、本記事の内容は特定の結果を保証するものではありません。
実践の可否や方法については、ご家庭の状況に合わせてご判断ください。

